東急多摩川線
矢口渡駅は住みやすい?家賃・買い物・アクセスを実際に歩いて調査【2026年】

この記事の目次
東急多摩川線の矢口渡駅は、蒲田まで2分という抜群の立地でありながら、静かな住宅街が広がる穴場駅です。「やぐちのわたし」という読み方も、多摩川の渡し船の歴史に由来する、地元らしい名前。蒲田の利便性を享受しながら、落ち着いて暮らしたい人に向いた駅です。
ひとことで言うと蒲田まで2分の好立地で、家賃も抑えられる大田区の穴場駅
この記事は2026年5月に現地を歩いて取材し、主要な賃貸情報サイトや自治体公開情報をもとに作成しています。
筆者の感想
蒲田から一駅なのに、駅前の雰囲気は大きく違います。飲み屋街のような騒がしさはなく、自転車で移動する地元の人が多い落ち着いた印象でした。
商店街はコンパクトですが、スーパーが複数あって生活には困りません。個人的には多摩川が近いのが大きなプラス。ジョギングや散歩、サイクリングを楽しめる環境は、都内でもなかなかありません。
家賃相場 — まず「払えるか」を確認する
矢口渡駅周辺の家賃相場は以下のとおりです(2026年7月時点の主要賃貸サイト掲載情報をもとに作成)。
| 間取り | 家賃の目安 |
|---|---|
| ワンルーム・1K | 8〜10万円台 |
| 1DK・1LDK | 12〜14万円台 |
| 2LDK | 16〜20万円台 |
蒲田に近い分、池上線沿線の石川台・御嶽山と同程度の水準です。蒲田の利便性を使いながら家賃を抑えたい人には狙い目のエリアです。
※実際の家賃はタイミングなどで変動しますので、あくまでも参考程度として、賃貸検索サイトでお調べください。
参考:SUUMOの東急多摩川線・駅別家賃相場。リンク先は随時更新されます。
どんな街? — 住む前に知っておくべき「この街の性格」
周辺環境
周辺はほぼ平坦で、坂道の多い大岡山・緑が丘エリアと比べると自転車移動がしやすい街です。駅前には自転車701台収容の大型駐輪場があり、自転車通勤・通学にも対応しています。
環状8号線と国道1号線(第二京浜)という幹線道路が交差するエリアです。車移動には便利ですが、幹線道路沿いの物件を内見する際は窓の防音性(二重サッシかどうか)や洗濯物を外に干せそうかを確認することをおすすめします。
駅から南へ少し歩くと多摩川の河川敷に出られます。ジョギングやサイクリング、散歩コースとして地元住民に親しまれており、都内にいながら空の広さを感じられる環境です。
また、多摩川が近いエリアのため、物件を探す際は大田区の洪水ハザードマップの確認をおすすめします。浸水想定の範囲や深さは住所ごとに異なるため、気になる物件の住所で個別に確認するのが確実です。
住民層と街の空気感
矢口渡はファミリー層と単身者が共存する住宅街です。蒲田が近いため利便性は高いものの、駅前は落ち着いた雰囲気で、蒲田のような賑やかさはありません。
商店街は休日の昼間でも人通りは少なく、静かな印象でした。「商店街の活気を楽しみたい」というよりも、「静かな場所に住みながら、買い物や外食は蒲田へ」というスタイルの人に向いています。
毎日の生活は成り立つか — 生活利便性の実態
スーパー
| 店名 | 特徴 |
|---|---|
| まいばすけっと | 駅近・少量購入向け |
| 西友(矢口ノ渡店) | 商店街内・夜遅くまで営業 |
| OK(矢口店) | 駅西側・圧倒的な低価格、まとめ買い向け |
日常の買い物先を用途に応じて選べる環境です。
矢口渡駅周辺のスーパーを地図で見る(最新の店舗が表示されます)
コンビニ・ドラッグストア
駅周辺や幹線道路沿いに点在しています。
病院・クリニック
駅前の商店街に内科・歯科などの個人クリニックが揃っており、日常の風邪などは地元で対応できます。総合病院や専門医療機関が必要な場合は、隣の蒲田方面を頼ることになります。
公園・子育て環境
河川敷が広く、休日には散歩やジョギングを楽しむ人を多く見かけました。広いオープンスペースは都内ではなかなか得られない環境です。
通勤・通学のリアル — 乗り換え・混雑・所要時間
矢口渡駅は東急多摩川線のみです。蒲田でJR京浜東北線・東急池上線に乗り換えられます。
| 目的地 | 所要時間 | 乗り換え |
|---|---|---|
| 蒲田 | 約2分 | なし |
| 品川 | 約18分 | 蒲田→JR乗り換え |
| 渋谷 | 約25分 | 多摩川→東横線乗り換え |
| 横浜 | 約25分 | 蒲田→JR乗り換え |
| 五反田 | 約25分 | 蒲田→池上線乗り換え |
蒲田まで2分という距離は大きなメリット。蒲田のスーパー・飲食店・ショッピング施設をすべて使えます。朝の通勤時間帯は蒲田駅での乗り換えに少し余裕を持つと安心です。バスは蒲田と田園調布を結ぶ蒲12がありますが、東急多摩川線と路線が重なるため、日常的に使う場面は限られます。
この街が合うのはどんな人か
向いている人
- 蒲田の利便性を使いながら静かに暮らしたい人
- 品川・横浜方面に通勤する一人暮らし
- 大田区で家賃を抑えたいファミリー
正直、向いていない人
- 渋谷・新宿方面へのアクセスを重視する人(乗り換えが必要)
- 駅前の賑やかさを求める人
一人暮らしには住みやすい?
まいばすけっと・西友・OKがあり、食料品の買い物先を用途に応じて選べます。蒲田まで約2分、品川まで蒲田で乗り換えて約18分で出られ、蒲田の利便性を使いながら落ち着いた住宅街に住みたい人に向いています。
ファミリーには住みやすい?
落ち着いた住宅街と、多摩川の河川敷にある広いオープンスペースが身近にあります。環状8号線と国道1号線が交差するエリアでもあるため、幹線道路沿いでは騒音などを確認しながら住む場所を選びたい街です。
保育所を探している方は大田区の保育所空き状況もご確認ください。
通学区域は住所により異なるため、大田区の小学校の通学区域・大田区の中学校の通学区域をご確認ください。
まとめ — 矢口渡駅、結局どんな街か
矢口渡は「蒲田まで2分なのに、静かで家賃も手ごろ」という、コスパ重視の人に刺さる駅です。
蒲田のにぎわいを使いながら、帰る場所は落ち着いた住宅街。品川・横浜どちらにも出やすく、大田区内で実用的な暮らしを求める人にとっては、知る人ぞ知る穴場です。
同じ多摩川線の駅が気になる方は、武蔵新田駅の記事・下丸子駅の記事・鵜の木駅の記事・沼部駅の記事・多摩川駅の記事もあわせてどうぞ。また、全駅比較まとめ記事もご覧ください。
更新情報
- 初版 取材日:2026年5月、公開日:2026年7月18日、筆者:やました@駅から選ぶ東京暮らし
- 更新日:2026年11月4日 記載内容を見直し、家賃相場の出典を追加



